血税40億円で森を壊さないで!
芹ヶ谷公園は谷戸の自然と高低差のある入り組んだ地形をそのまま生かした町田市が誇る自然豊かな公園です。
その自然が、新たに建設される工芸美術館の建設によって破壊されようとしています。
そして、世界に誇れる国際版画美術館を台無しにしようとしています。
平地に充分なスペースがあるにもかかわらず、血税40億円を投じ、自然の生態が残る斜面地を切り崩し、500本もの樹木を伐採し、工芸美術館を建設しようとしています。
平地に建設すれば安くすむし、貴重な自然が守られるというのに。
町田市に再三にわたり再考を求めましたが、力づくで強硬しようとしています。
我々は工芸美術館建設計画の再考を強く求めます。
芹ヶ谷公園近隣住民有志の会一同
谷戸の地形を生かした自然豊かな公園を守りたい!
芹ヶ谷公園は、原町田と高ヶ坂の間に位置する東西に伸びる窪地に沿って、谷戸の自然と高低差のある入り組んだ地形をそのまま生かした公園です。
斜面に茂る樹木が静かで落ち着いた環境を作り出し、谷間を流れる湧水が人々の憩いと集いの場となっています。
1987年に開館した国際版画美術館は、この入り組んだ谷間にすっぽり収まる形に設計され、自然の地形をできるだけ壊さない配慮のもとに建設されました。
新たに工芸美術館を斜面地に建設することで
自然が破壊されようとしています。
「自然と調和した国際版画美術館」は先人の知恵と良識
国際版画美術館を建設するにあたっては、公園の自然環境との調和が重視されました。当時の町田市立国際版画美術館建設審議会による「基本構想」には、建設位置決定について5つの条件が明記されています。
- 既存の自然をできるだけ保存すること
- 現状の地形を利用し、建設費の節約をはかること
- 公園との調和が可能なこと
- 中心市街地からのアプローチがしやすいこと
- 駐車場および搬入路を設置しやすいこと
News
国際工芸美術館整備工事の入札が不自然に進められています!
2023年5月25日
近隣住民らが工事会社に不安や問題点を伝える資料を配布しました
2023年5月19日
10,000人署名プロジェクト報告会&アピール行進
2023年3月6日
10,000人署名プロジェクト報告会
2023年2月28日
「町田市立国際版画美術館の工房を守る会」が要望書
2022年12月19日
町田市議会へ署名活動の状況報告
2022年12月13日