町田市に対し、住民監査請求

(仮称)国際工芸美術館の整備費用の支出が不当であることから、地方自治法第242条に基づき、2022年12月7日に町田市監査委員に対し、住民監査を請求しました。

主な理由
①整備費の削減が行われていないこと 
当初案は財政的な観点から予算案が承認されず、見直しを余儀なくされた。しかし、今回の案は国際工芸美術館単体でも割高で、
更に版画美術館の改修や体験ステージの設置などを伴い全体で40億円の事業費を必要としている。
②工事費が高額であること
工事費の㎡単価が132.7万円と他市の美術館と比べても、㎡単価が突出している。その理由は建設予定地が崖地であるから。
③収支計算が不十分で、財政への著しい影響が予想されること
整備費用をカバーできるほどの収入見込みがない。将来的には大きな財政負担となると考える。
④住民の理解が得られていないこと
近隣住民に充分な説明がなされず、意見を述べる機会も設定されていない。
⑤良好な自然環境を享受する権利を侵害すること
芹ヶ谷公園は市街地に隣接した貴重な里山。工芸美術館の整備に伴い、崖地の樹木が518本伐採され、生態系・自然環境が破壊される。

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